2017.04.26
カテゴリ:いろは
意外と遠近かかってます!
今回は床面にかかる遠近についてお話しようと思います。
モチーフの一部として少し変わった板を床に敷いたと思われがちですが、これは床面のパースについて考えてもらいたいとの狙いもあります。
この板はマス目状になっていて適当に描いてしまうと床が歪んで見えてしまいます。
しっかり傾きを測って描きましょう!
まずヒントになるのは頭の位置です。
床面のラインが直線になるところに描き手がいます。
そこから離れるに連れてラインの傾きが強くなっています。
これだけだとつまらないので次いでに遠近法(1点透視図法)まで飛躍してしまいましょう。
・赤いラインが目の高さ(アイレベル)
・黄色のラインは目の高さのところで一つにまとまる。
この線が重なった点を消失点(青丸)と言います。
これらを考慮すると描き手の位置(頭の位置)がわかります。
描いているうちに椅子の位置が移動したり、悪い姿勢になってしまうとかなり視点がズレます。
視点がズレるということは見え方も変わるということです。
描く位置はブレないようにしましょう!